米国食品医薬品局(FDA)の諮問委員会は10日(現地時間)、米ファイザーと独バイオNテックの新型コロナウイルス感染症予防ワクチン「BNT162b2」の有効性と安全性を審議した結果、同ワクチンの緊急使用許可を賛成多数で支持する見解を勧告した。諮問委員会の勧告を受け、米食品医薬品局(FDA)は今後数日以内に緊急使用を許可する模様だ。
ファイザーとバイオNテックは、同ワクチンの国際共同第III相試験の最終解析で95%の予防効果が示されたことから、11月20日にFDAに緊急使用許可を申請。欧州EMAや英国MHRAなどの規制当局にも申請しており、2日には世界に先駆けて英国で緊急使用が一時的に承認され、ワクチン接種がスタートしている。
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