厚生労働省の「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」は9日、中外製薬の免疫抑制剤「ミコフェノール酸モフェチル」(販売名:セルセプト)について、造血幹細胞移植における移植片対宿主病の抑制を効能・効果に追加するなど、4件の公知申請を妥当と判断した。
ミコフェノール酸モフェチル(セルセプトカプセル250、同懸濁用散31.8%)では、造血幹細胞移植における移植片対宿主病に対する有効性が国内外の教科書や診療ガイドラインで認められているほか、国内外の文献で確認された有害事象は既知の事象とし、添付文書に従って服用される限り、安全性は許容可能で、医学・薬学上公知と判断した。
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