神戸市は、神戸市薬剤師会、神戸市医師会、神戸市民間病院協会と合同で新型コロナワクチン接種連携本部を設置した。4月開始予定の高齢者へのワクチン接種に向けて、それぞれが専門的な視点や知見を持ち寄り、円滑な接種体制を構築するため議論を進めている。薬剤師の役割は現時点では未定だが、神戸市薬の会員が持ち回りで集団接種会場へ出向いてワクチンの管理や調製を行うなど、何らかの業務を担当することになりそうだ。
神戸市は、優先接種対象の65歳以上の高齢者約43万人への1回目のワクチン接種について、4~6月の約3カ月間で終えることを目指して体制を構築する。市内約800施設の医療機関でワクチン接種を受け付けるほか、集団接種会場を市内計九つの各区に1カ所程度設ける予定で、より多くの高齢者が接種を受けられるようにする。
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