
デンマークのバイオ企業「ジェンマブ」日本法人の高木実加社長は、本紙の取材に、子宮頸癌の適応で開発中の新規抗体薬物複合体(ADC)「チソツマブベドチン」の国内上市に向け、海外拠点に先駆けて自社で開発から薬事申請、販売を行える組織構築を進めていることを明らかにし、「発売から3年後には抗体医薬品に強い癌領域のリーダー的存在と認知されることを目指したい」と意欲を示した。
ジェンマブは、デンマーク、オランダ、米国、日本に拠点を持つ抗体医薬品の研究開発に強みを持つバイオ企業。主に第I相試験から第IIa相試験までの研究開発を行い、他社に導出するビジネスモデルで事業を展開し、これまでに抗CD38ヒトモノクローナル抗体「ダラツムマブ」、抗CD20ヒトモノクローナル抗体「オファツムマブ」、甲状腺眼症治療薬「テプロツムマブ」を創出している。
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