武田薬品は5日、米モデルナの新型コロナウイルス感染症ワクチンについて、国内で承認申請を行ったと発表した。モデルナが米国で実施中の第III相試験成績をもとに申請が行われた。特例承認の適用を求めている。5月には国内第I/II相試験の成績が揃う見通しで、医薬品医療機器総合機構(PMDA)に追加でデータを提出する予定。
今回の申請は、モデルナが米国で実施中の第III相試験データをもとに申請が行われたもの。国内では日本人の健康成人200人を対象に、ワクチンを28日間隔で2回接種した際の安全性、免疫原性を評価するプラセボ対照第I/II相試験が進行中で、被験者登録は既に完了している。
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