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【福島県薬】震災教訓で医療ネット構築‐薬局再建を復興の足がかりに

2021年03月17日 (水)

東日本大震災10年‐薬剤師に何ができるか

 東日本大震災では、地震や津波の被害に加え、東京電力福島第1原発事故の影響により、多数の避難者が発生した福島県。東日本大震災の経験を踏まえ、2015年に県内の医療・介護施設間で医療情報を共有する「キビタン健康ネット」を立ち上げた。医療・介護施設の中では、最初に薬局での基盤整備が進められ、県内の半数となる約400薬局が登録を行う。有事の経験から全県を網羅した医療・福祉情報ネットワークが作られ、薬薬連携が進んでいる。

 県の医師会や歯科医師会、薬剤師会、看護協会、福島県立医科大学などが14年に「福島県医療福祉情報ネットワーク協議会」を設立。その後、協議を進め、東日本大震災の復興予算を活用してキビタン健康ネットの運用を開始した。2月末現在で、4万3039人の患者情報が登録されている。全県を網羅した医療・福祉情報ネットワークは全国的にも珍しい。


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