コニカミノルタは10日、次世代の精密診断データ基盤「ラティス」のグローバル展開に向け、個別化医療を手がける米子会社を通じてアマゾンウェブサービス(AWS)と連携すると発表した。期間は5年間。AWSが同社に投資して支援する。同社専務執行役ヘルスケア本部長の藤井清孝氏は、オンラインで開催した説明会で「ラティスは中長期的な価値創造と捉えている」と述べ、3年後に商業化を目指す方針を示した。
ラティスは、2017年に買収した米企業の遺伝子解析技術と臓器の画像解析技術、コニカミノルタの写真合成技術を基礎とした蛋白質の精密定量技術の強みを統合した診断プラットフォーム。
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