武田コンシューマーヘルスケア(TCHC)は19日、今月31日付で社名を「アリナミン製薬」に変更すると発表した。TCHCは昨年8月、武田薬品が米投資ファンド大手のブラックストーンが運用するプライベート・エクイティ・ファンドへ株式譲渡を決定。今回、TCHCの最大ブランドである「アリナミン」を社名に冠することで、「アリナミンの正統な承継者として、セルフケア、セルフメディケーションの領域で高品質な製品を提供していく」(同社)としている。
今回、TCHCの子会社で、アリナミン錠などを製造する武田ヘルスケア(京都府福知山市)も「アリナミンファーマテック」に社名変更する。また、ブラックストーン・グループとTCHCは、アリナミン製薬の代表取締役社長に元エーザイ副社長の本多英司氏、TCHC社長の野上麻理氏が副会長に内定したことも発表した。
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