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【日本薬学会第141年会】ハイブリッド触媒

2021年03月19日 (金)

シンポジウムの概要

オーガナイザー
 金井求(東大院薬)

 私たちの日常の生活や高度な文明は、医薬、農薬、機能性材料、ポリマーといった有機分子によって支えられている。しかし、身の回りにある有用な有機分子は初めからそこにあるものではなく、多様な領域の研究者をはじめ、多くの人々が力を合わせて見出してきたものである。中でも有機合成化学者は、これら有機分子の設計や改良、生産・供給を担い、薬学分野ではあらゆる創薬モダリティの礎となる。

 地球環境を汚すことなくグローバルなスケールで有機分子を合成するためには、「触媒」が必須である。近年、複数の触媒を重奏することで、従来は不可能であった効率の高い有機合成が可能となってきている。ここでは複数の触媒が社会を形成し、触媒同士がお互いを助け合いながら反応を促進する。この概念を「ハイブリッド触媒」と呼ぶ。

 本シンポジウムでは、優れた機能を持つ有機分子の発見と利用を通して人類が持続的、健康的に発展していくためのコア概念となるハイブリッド触媒に焦点を当て、わが国を代表する研究者の最新の成果を紹介する。



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