塩野義製薬は19日、下水中の新型コロナウイルスの自動解析体制構築に向けて、北海道大学などとの間で基本合意書を締結した。定期的に下水中の同ウイルスをモニタリングして、感染症流行の兆しや変異株の発生を早期に検知、大量検査できる体制を整える。4月以降に分析業務を始める計画。
塩野義は昨年10月に北大と共同研究契約を締結し、下水中の同ウイルスを高感度に検出する方法を開発した。
今回は、社会実装に向けて下水を高速で自動的に解析する体制を構築するため、新たに基本合意書を締結。
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