◆SDGs(持続可能な開発目標)という言葉が多くの企業に浸透し、聞かない日はないほど一般的な言葉になった感がある。もともとは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として国連サミットで採択されたものである
◆製薬企業では、主に指標3の「すべての人に健康と福祉を」が関連し、顧みられない熱帯病の根絶や必須医薬品のアクセスなどが挙げられている。MDGsの時代から大きなテーマだったこれらの課題は、日本での関心度も飛躍的に向上した
◆かつては国際NGOが来日して医薬品アクセスの重要性を訴えても、国内製薬企業の反応は芳しくなかった。それが現在では、官民によるGHITファンドの活動が軌道に乗り、途上国向け医薬品開発の取り組みもすっかりメジャーになった
◆多くの企業がSDGsを経営に取り込んでいることに時代の大きな変化を感じる。再び感染症が脚光を浴びるコロナ禍の時代。アフターコロナの先にあるSDGs達成に、日本企業の一層の貢献を期待したい。
SDGs達成に貢献を
2021年04月09日 (金)
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