厚生科学審議会の「季節性インフルエンザワクチンの製造株について検討する小委員会」は22日、2021~22年の流行シーズンに向けたワクチンの製造株を決めた。過去の製造実績などを踏まえ、B型(山形系統)に「プーケット株」を充てるなど、インフルエンザのタイプ4種類に応じた製造株を選んだ。
小委員会では、流行シーズンに向け、有効性や供給可能量を考慮した上で、インフルエンザのタイプに応じたワクチン製造株を選定している。この日の会合では、国立感染症研究所が昨シーズンに流行したタイプなどを踏まえ、五つの株を製造候補として提示した。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。