キリン堂ホールディングスの寺西豊彦社長は16日、大阪市内で開かれたキリン堂協栄会総会で、2021年2月期業績について言及。売上高が1363億円、営業利益率が3%を超えるなど増収増益となり、過去最高益を達成したことを報告した。また、今後3年間で売上高1650億円、営業利益率5%の達成を目指し、ドラッグストアなど80店舗の出店を計画していることを明らかにした。
同社は、昨年9月に投資ファンドのベインキャピタルと組んだ形でMBOの実施を発表。1月にキリン堂ホールディングスグループの株式を非公開化し、短期的な株式市場からの評価にとらわれず、機動的な意志決定を可能とする経営体制の構築を図った。
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