大正製薬が提案
経済産業省と厚生労働省は23日、大正製薬が3月に申請した「駅改札内におけるOTC販売機を用いた一般用医薬品販売の実証」を新技術実証制度(規制のサンドボックス制度)として認定した。駅改札内に開設済みのドラッグストア店舗の一部としてOTC販売機を設置し、第2類・第3類医薬品の販売について、薬剤師や登録販売者による店舗と同等の管理体制のもと、IoT化された自動販売機を介して販売を行う。OTC販売機における医薬品販売で医薬品の管理と安全性が担保されることを検証する。
実証計画では、大正が所轄の都道府県等の保健所に、駅改札内に開設済みのドラッグストア店舗の一部としてOTC販売機を設置する店舗販売業の変更届出を行い、許可を取得する。OTC販売機と一体である店舗の営業時間中のみ販売を行う。実証期間は認定後、実証開始の準備が整ってから3カ月後の月末までとなる。
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