ヘイドック氏が講演
インフォーマ・ファーマインテリジェンスのイアン・ヘイドック氏は、都内で開催されたCPhIジャパンで講演し、医薬品研究開発の動向について「昨年はパンデミックの影響で厳しい年だったが、研究開発は概ね健全だった」との認識を示した。特に癌領域と感染症領域は前年よりも開発品目数が増加。新型コロナウイルス感染症に対する開発品目数は全適応症の中で5位にランクインし、「現在、約1000品目のワクチンや治療薬が開発中」と紹介した。
20年の新薬上市数は78製品と前年比で大幅に拡大し、開発パイプライン数では前年から増加傾向が示された。開発パイプラインの保有数ではノバルティス、ロシュとスイス勢が上位を独占。3位以下には武田薬品、米ブリストルマイヤーズスクイブ、米メルク、米ファイザー、米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)、米アッヴィ、英アストラゼネカ、仏サノフィと続いた。
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