小林化工は6日、1日付で代表取締役に弁護士の田中宏明氏が就任する新経営体制を発足させたと発表した。専務取締役には、親会社のオリックスが出資する微生物化学研究所(京都微研)から上野恭嗣氏を招へい。医薬品の製造販売業者における新三役も刷新し、製造販売体制の再構築に向けた抜本的改革を急ぐ。小林広幸社長と小林順子副社長は退任した。
田中氏の代表取締役就任について、同社は「企業再建や金融系の業務経験を生かせるほか、弁護士として、今回の不適切事案に厳格に取り組んでもらえる」と説明している。
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