米ファイザーは4日、新型コロナウイルス感染症ワクチン「BNT162b2」について、2021年の売上高が約260億ドル(約2兆8000億円)になる見通しだと発表した。全世界でのワクチン出荷数が16億回分に上ると見込んでおり、当初予想の約150億ドルから大幅な上方修正となる。今年1~3月の第1四半期の売上高は約35億ドル(約3800億円)となった。
今年以降、ファイザーは「BNT162b2」について、カナダとイスラエルに供給する契約を締結。他の複数国とも供給契約の交渉を進めており、4月中旬時点での契約で21年の売上高を当初予想から100億ドル以上も上回る約260億ドルと見込んだ。
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