参天製薬は19日、2025年度を最終年度とする5年間の中期経営計画を発表した。25年度に売上高3150億円以上、フル営業利益率21%以上の達成を目指す。20年度の売上高に約650億円を上積みする格好で、大部分を海外での増収や新規疾患治療薬の売上増でまかなう計画。海外売上比率は20年度比18ポイント増の50%以上の達成を目指す考えだ。
目標値として、ほかにはROE13%以上、株式値上がり益と配当を合計した株主総利回り(TSR)は製薬業界中央値以上の達成を目指す。
目標売上高のうち日本では、20年度比12.3%減の1500億円で推移すると見込む。眼科用VEGF阻害剤「アイリーア」の特許切れや薬価改定の影響を受ける見通し。
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