
日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)の池野隆光会長(ウエルシアホールディングス)は20日の定例会見で、新型コロナウイルス感染症ワクチン接種の打ち手として、薬剤師が求められていることに言及。「薬剤師も訓練すれば注射できる」と述べ、「ウエルシアでも、要望があればすぐに手を挙げるように伝えている。領域を広げるという意味でも非常に大切であり、できれば注射の打ち手として関わった方が良い」と前向きな姿勢を示した。
ワクチン接種の人材をめぐって薬剤師の活用を求める声が強まっており、河野太郎ワクチン担当相も議論の必要性に言及している。
田中浩幸事務総長は、こうした動きについて「協会内で薬剤師によるワクチン接種について議論したことはないが、非常に嬉しいこと」と歓迎した。
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