陽進堂は、25日付で社長直轄の「品質統括部門」を新設する組織変更を行うと発表した。改正医薬品医療機器等法と改正GMP省令が8月1日から施行されることを受けた対応。経営層がこれまで以上に本社工場の品質保証体制に関与する体制とする。
また、業態の区分とレポートラインを明確化することで、同社が製造販売する全ての製品に関する情報の集約が迅速、確実に行われるようにする。
組織変更の内容は以下の通り。
本社工場(製造業)における品質保証・品質管理業務を担当する部門として、社長直轄の品質統括部門を新設し、品質統括部を置き、品質保証課および品質管理課を置く。
品質統括部門に信頼性保証部門品質保証部の業務の一部及び生産部門品質検査部の業務を移管する。合わせて生産部門品質検査部を廃止する。
信頼性保証部門品質保証部を信頼性保証部に改称し、陽進堂(製造販売業)における品質保証業務を担当する部門とする。合わせて品質保証課及び品質管理課を廃止する。