
厚生労働省の「オンライン診療の適切な実施に関する指針見直し検討会」は6月30日、今秋予定の指針改訂に向け、抗癌剤や抗菌薬など初診でのオンライン診療に適さない医薬品等について検討する方針を決めた。構成員からは、処方できる薬剤の種類、日数について制限を設けるよう求める声が相次いだ。
この日の検討会では、オンライン診療の恒久化を踏まえた今秋予定の指針改訂に向け、▽初診からのオンライン診療の取り扱い▽オンライン診療の推進▽オンライン診療の安全性・信頼性に関する事項――を具体的に議論する方針案を厚労省が提示した。
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