東京地方裁判所は6月30日、地域医療機能推進機構(JCHO)発注の入札に関する大手医薬品卸による独占禁止法違反事件で、東邦薬品、スズケン、アルフレッサの3社に罰金刑2億5000万円と当該社員に執行猶予付きの懲役刑の判決を下した。
東邦ホールディングスは同日、判決を受け「このような事態に至ったことは誠に遺憾であり、株主をはじめ関係者に心配と迷惑をかけたことをお詫びする」と謝罪すると共に、「再発防止のためのコンプライアンス強化に全社挙げて取り組んでいるが、このたびの判決を厳粛に受け止め、引き続き信頼回復に全力で努めていく」とのコメントを発表した。
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