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【20年診療行為別統計】調剤レセプトが約2割減‐新型コロナの影響大きく

2021年07月02日 (金)

1件当たり点数は増加

 厚生労働省は6月30日、医療給付の受給者に関する調剤行為の内容などをまとめた2020年「社会医療診療行為別統計」の結果を公表した。薬局調剤では新型コロナウイルス感染症の流行により、集計対象のレセプト件数が17%減少。調剤レセプト1件当たり点数、処方箋1枚の受付1回当たりの点数が共に大幅に増加したが、点数総数(医療費)は8.9%減となった。後発品の種類数の割合は総数で75.6%と前年より2.5ポイント増加した。

 調査は、昨年6月審査分として審査決定された医療保険制度の診療報酬明細書と調剤報酬明細書のうち、レセプト情報・特定健診等情報データベース(NDB)に蓄積されている全数集計を対象としたもの。新型コロナウイルスの感染拡大で、集計対象となる保険薬局のレセプト件数は4491万9108件と前年から大幅に減少した。


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