医薬品リスク管理計画(RMP)に基づき製薬企業が作成している患者や医療関係者向けRMP資材のあり方をめぐって、6月26、27日にウェブ上で開かれた日本医薬品情報学会学術大会のシンポジウムで討議が繰り広げられた。行政担当者はRMP資材の利用が進んでいないと指摘。病院薬剤師は他の資材と内容が重複していることを課題に挙げた。製薬企業の担当者は「真に必要なRMP資材に絞ることが、利活用の促進につながるのではないか」と投げかけた。
医薬品医療機器総合機構(PMDA)安全性情報・企画管理部の岡本麻依氏は、医療従事者を対象に昨年11月末から12月にかけて実施したアンケート調査の結果を報告した。
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