サノフィは12日、グラクソ・スミスクライン(GSK)と開発中の新型コロナウイルス感染症に対するアジュバント添加遺伝子組み換えワクチンについて、国内でも安全性と有効性を評価する第III相試験をスタートさせたと発表した。
同ワクチンの第III相試験は、米国、アジア、アフリカ、中南米などの18歳以上の3万5000人以上の被験者を対象に実施する国際共同試験。肯定的な結果が得られた場合、日本でも同ワクチンの製造販売承認を申請する見込みである。また、承認取得後に迅速に同ワクチンを提供するため、製造準備も進めていくとしている。