病院薬剤師へのタスクシフティングを実施している病院が全体の53%まで達していることがオンライン上で開催された日本病院薬剤師会のフューチャーファーマシストフォーラムで報告された。薬剤師と他の医療職種を含めた業務総時間が減少する成果については実証されていないものの、一部の病院では「プロトコルに基づく薬物治療管理」(PBPM)や手術室関連業務でのタスクシフティングの実践で業務効率化に導いた事例も出ているようだ。
新潟大学医歯学総合病院の外山聡氏は、今年度の厚生労働科学研究として病院薬剤師のタスクシフティングの状況をパイロット調査した。8259施設を対象に昨年10月時点でのタスクシフティング状況を調査し、1989施設から回答を得た。
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