◆一部のジェネリック医薬品メーカーに端を発した不祥事が、GE業界全体の安定供給に影を落としている。先日、自身もその影響を受けた
◆通っている薬局で調剤をしてもらっている際に、慢性疾患治療でいつも服用しているGE薬が入荷されておらず、同成分の他社GE薬を提示された。よく見ると自主回収で世間を騒がせている大手GEメーカーの製品。説明を求めると薬剤師は「回収対象でないので大丈夫です」と
◆これまで服用していた薬剤は、別の大手GEメーカーの製品だったが、回収対象でないにも関わらず入手が困難な状況にあるという。結局、提示のGE薬を渡されたが、この薬剤も処方日数を満たすだけの在庫がなかったため、在庫分だけ受け取り、残りは入荷後の宅配を依頼した
◆GE業界はこれまで数量ベース目標の80%達成に向け、全体のパイを各社が分担するような格好で製造設備増強を図ってきた。ただ、一部企業が出荷停止となるだけで、GE薬の安定供給に不安を来すことも今回分かった。根本的な対策が必要になる。
今回の不祥事で分かったこと
2021年08月06日 (金)
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