厚生労働省は12日付で、新薬15成分23品目を薬価基準に収載する。内訳は、内用薬が5成分7品目、注射薬が10成分16品目。4日の中央社会保険医療協議会総会で了承された。アルナイラム・ジャパンの急性肝性ポルフィリン症治療剤「ギブラーリ皮下注」に有用性加算40%、市場性加算10%をつけた。一方、中外製薬の脊髄性筋萎縮症治療剤「エブリスディドライシロップ60mg」の薬価は了承されたが、費用対効果評価の対象とするかは今後の中医協で改めて検討する。
▽ベクルリー点滴静注用100mg(ギリアド・サイエンシズ):新有効成分のレムデシビルを含有する新型コロナウイルス感染症治療剤。原価計算方式で算定し、製品総原価や営業利益等を積み上げて算出した。
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