中央社会保険医療協議会の薬価算定組織は4日の薬価専門部会で、2022年度薬価改定での薬価基準に関する意見を示した。新薬創出等加算の対象外品目が効能追加を取得した場合に、薬価改定時に新薬創出等加算の対象品目とする要件の緩和を検討課題に盛り込んだ。今後の薬価部会で議論を進める方針だ。
薬価算定組織では、▽新薬創出等加算の対象外品目が効能追加となった場合に、新薬創出等加算対象品目とすることへの検討▽原価開示度が低い海外輸入製品の算定方法ルール化▽改正医薬品医療機器等法に基づく特定用途医薬品や先駆的医薬品の薬価改定のあり方――の3点について論点を提示した。
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