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「かぜ」経験率が大きく減少

2021年08月25日 (水)

◆“コロナ前”と比較して、「かぜ」の経験率が大きく減少していることが、インテージへルスケアの行った調査で明らかになった。「かぜ」のほかにも関連症状である「せき・たん」「喉の痛み」「悪寒・発熱」「鼻づまり・鼻水」の経験率も軒並み減少している
◆具体的な数字を見ると、2019年の「かぜ」経験率が45.5%であるのに対し、21年が16.4%で29.1ポイントもの減少となっている。特に20~40代といった現役層での減少幅が大きかった
◆これらの結果に関しては、新型コロナウイルス感染症の予防対策としてマスクの着用や手洗い、手指の消毒、うがいなどの習慣が定着したことが大きな要因として挙げられる。また、子育て世代が子供から感染するという機会が減ったことも一因と見られる
◆感染拡大になかなか歯止めがかからず、未だに収束の兆しすら見えないコロナ禍にあっては、今後も引き続きマスク着用など感染予防対策の徹底が図られていくだろう。「かぜ」の経験率がさらに減少する可能性も決して少なくないと思う。



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