◆卒後の進路選択に悩む薬学生は少なくないようだ。薬局や病院、ドラッグストアで初任給には違いがあるし、働きがいも様々。製薬企業という道もある。中には何も考えていない薬学生もいるようだが、自身のキャリアを真剣に考える姿勢は好ましい
◆記者として長年、薬剤師と関わってきた経験から薬学生には、「目先の給料にとらわれず、また、将来のキャリアを考え過ぎないようにしてほしい」と伝えたい。興味を抱いた職場があれば、そこに飛び込んでみてはどうか
◆取材活動を通じて知り合った無名の若手薬剤師が、時を経て基幹病院の薬剤部長や大学教授等になった事例を何人も見てきた。臨床現場で力をつけ、薬系学会で活躍するようになった薬剤師も数多い
◆共通するのは高い志と熱意を持ち、それに裏打ちされた業務を現場で実践してきたこと。そんな薬剤師はどの道に進もうと認められ、相応のポストに就いている。薬学生には、どの進路を選ぶかだけでなく、そこで薬剤師として何を成し遂げたいかを意識してもらいたい。
薬学生の進路選択
2021年08月30日 (月)
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