EPSホールディングスは、人材ビジネスを手がけるワールドホールディングス、物流業者のSBSホールディングス、人材ネットワーク企業のクリック・アンド・リバーと共同で、敬意を払う指導的立場の年長者である“エルダー人材”を活用したBPO業務の受託を目指す新会社「HATARAKUエルダー」を設立した。70歳定年制や製薬業界の環境変化を受け、エルダー人材が活躍できる場を提供し、新たな雇用機会を生み出すのが狙い。エルダー人材のリソースを活用するハブ企業として、製薬企業などの様々な業務プロセスの受託を目指す。
4月に高年齢者雇用安定法が施行され、企業側は70歳までの社員に就業機会を確保する努力義務が課された。一方、製薬企業では、早期退職プログラムを含め社内業務の最適化が進んでおり、オフィスの集約化や撤退も始まった。さらに、毎年薬価改定によって、業界を取り巻く環境は厳しさを増すことが予想されている。
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