淘汰加速の可能性も
新型コロナウイルスの感染拡大が調剤薬局の経営に悪影響を与えている。東京商工リサーチが公表した今年1~8月の調剤薬局の倒産件数は22件で過去最多となった。コロナ関連倒産は4件で、販売不振を原因とするものが多数を占めた。負債総額も約26億円で過去最大となり、年間倒産件数が30件を超える可能性もあると分析した。
1~8月に倒産した調剤薬局は22件で、前年同期の12件から大幅に増加した。2004年の調査開始以降で年間最多だった17年の17件を更新した。22件のうち、新型コロナウイルス関連の倒産は4件で、前年の1件を上回った。4件の大半が、コロナ禍による販売不振を原因としている。
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