薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会は6日、アステラス製薬の抗癌剤「パドセブ点滴静注用」(一般名:エンホルツマブベドチン)など6件の製造販売承認と2件の一部変更承認を審議し、了承した。また、MSDの真菌症治療剤「ノクサフィル錠」(ポサコナゾール)の効能追加に関する一部変更承認について、報告を受けた。
審議品目
▽パドセブ点滴静注用30mg(アステラス製薬):新有効成分のエンホルツマブベドチン(遺伝子組み換え)を含有し、癌化学療法後に増悪した根治切除不能な尿路上皮癌を効能・効果とする。抗体のエンホルツマブに抗癌剤を結合した抗体薬物複合体(ADC)で、5月に優先審査品目に指定されている。
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