「セプラフィルム」に新材形‐広範囲な損傷部位に対応 科研製薬

2009年01月21日 (水)

 科研製薬は19日、癒着防止吸収性バリア「セプラフィルム」の新材形として、癌手術など広範囲の損傷に用いる「セプラフィルム(ONC・プロシージャ・パック)」を発売した。

 「セプラフィルム(ONC・プロシージャ・パック)」は、術後の癒着防止材で、レギュラーサイズの半分の大きさのものが4枚入った製品。レギュラーサイズでは大きすぎて貼付しにくかった部位にも、片手で貼付することができ、癌手術のように広範囲な損傷部位にも貼付できるようになっている。

 「セプラフィルム」は、米ジェンザイムで開発され、1996年から米国・欧州などで発売されているが、国内では98年7月にレギュラーサイズの販売を開始。2006年1月には、帝王切開術などで使いやすいサイズにカットした「セプラフィルム(CS・プロシージャ・パック)」を発売しており、今回のONC・プロシージャ・パックの登場によって、用途に応じた使い分けが可能になった。

 償還価格は、「セプラフィルム(ONC・プロシージャ・パック)」が1パック6万3474円。



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