中外製薬は22日、初期開発用の治験薬製造を担うバイオ原薬製造棟を浮間事業所内に建設すると発表した。専用施設で抗体医薬をはじめとするバイオ医薬品を迅速に製造し、ヒト初回投与(FIH)試験を最速で開始するのが狙い。総投資額121億円を投じて来年2月に着工し、2024年1月の稼働を目指す。
同製造棟は、初期開発用の治験薬製造に特化したバイオ原薬製造棟。専用施設を建設することによって供給能力を拡大し、バイオ医薬品の開発プロジェクトについてFIH試験を最速でスタートさせ、迅速に限られた症例数でのプルーフ・オブ・コンセプト(PoC)を取得することを目的にしている。
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