今年3月末時点のMR総数は前年比3572人減の5万3586人となり、3年連続で過去最大の減少幅となったことが、MR認定センターがまとめた「2021年版MR白書」で明らかになった。3000人を超える大幅な減少となり、7年連続でMR数の落ち込みに歯止めがかからない厳しい状況が続いている。減少したMR数のうち、MR雇用規模が1000人以上の企業のMRが約半数以上を占めたが、「500~999人」の企業が1599人減と前年から大きく減らしており、中堅製薬企業での落ち込みが目立った。
MR総数は、13年度の6万5752人をピークに、14年度が1095人減、15年度が522人減、16年度が950人減、17年度が752人減、18年度が2533人減、19年度が2742人減となっており、20年度は過去最大の3572人減と前年度に比べてさらに落ち込みが大きくなり、7年連続の減少となった。
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