持田製薬は16日から、妊娠診断補助試薬「ゴナスティックW」の発売を再開する。
「ゴナスティックW」は、2007年6月に発売されたが、添付文書上の問題で申請書類に不備があり、自主回収していた。発売再開は、製造販売元のニッポンジーンが申請書類の不備を修正し、改めて承認を取得したことに伴うもの。
「ゴナスティックW」は、免疫クロマトグラフィー法に基づいて、尿中のhCG(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)を検出する試薬。一度の操作で、25IU/L以上と1000IU/L以上の濃度領域を定性判定できるのが特徴。操作も簡単で、採取した尿に3秒間浸けた後、304分で判定結果が得られる。包装は20テスト、保険点数は55点。