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薬物療法による薬剤師と若手医師の連携

2021年11月29日 (月)

◆取材で知り合った中規模病院の薬剤師から「院内の若手医師から薬物療法の相談をよく受ける」と聞いた。基本的に医師は各診療科に分かれ、専門領域を持っている。当然ながら、その分野の知識は豊富だが、専門外の領域まで全て通じているわけではない
◆医師は、指導的立場にある先輩医師から薬物療法のイロハを学ぶ。先輩医師が不適切な薬物療法を実践していれば、それが後輩にも引き継がれてしまう。場合によっては先輩医師もあてにならないという
◆こうした背景から相談が舞い込むようだ。薬剤師は、各診療科の様々な医師の処方を目にする機会が多く、そこで幅広い知識が身に付く。標準的な薬物療法に対する意識も強い
◆「医師とは異なる薬剤師ならではの専門性を磨いて、医師と対等に話をする関係性を構築したい」とその薬剤師。具体的な手法の一つとしてプロトコールに基づく薬物治療管理(PBPM)に着目している。「今後、PBPMを院内にどのように導入し、定着させるかが目下の課題」と語ってくれた。



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