ノボノルディスクファーマは10日、重症成人成長ホルモン分泌不全症治療薬「ソグルーヤ皮下注5mg、同10mg」(一般名:ソマプシタン遺伝子組み換え)を新発売した。
同剤は、長時間作用型遺伝子組み換えヒト成長ホルモンアナログ。内因性アルブミンとの可逆的な非共有結合により、血中からの消失が遅延することで作用持続時間が延長する。現行の成長ホルモン治療では週6~7回の皮下注射が必要となるが、同剤は週1回の投与で済む。
時効型溶解インスリンと持続性GLP-1受容体作動薬にも活用されている蛋白質工学技術を成長ホルモンに応用し、開発された。