スズケンは9日、4月1日付で浅野茂副社長が代表取締役社長に昇格するトップ人事を発表した。宮田浩美社長は代表取締役会長に異動する。
今回のトップ交代について、同社は「事業環境が激しく変化する中で、中期成長戦略で掲げる『第3の創業』の実現に向け、経営体制の強化・充実を図るもの」と説明している。
浅野氏は、「スズケングループ全社員でワンチームとなって新たな事業とサービスを生み出し、スピードを持って『健康創造事業体』を実現していきたい」とコメントしている。
浅野氏は、1966年生まれの55歳。90年に藤田保健衛生大学(現藤田医科大学)卒業後、同社入社。2015年に取締役専務執行役員、19年に取締役副社長執行役員を経て、21年から代表取締役副社長執行役員を務めていた。