日本医師会の今村聡副会長は2日の定例会見で、オンライン診療を利用した自由診療において、糖尿病治療薬のGLP-1受容体作動薬をダイエット目的の患者に適応外処方する医療機関が見られる実態を問題視した。必要な患者に同剤が届かないことを懸念したもので、医薬品の適応外使用による健康被害など、医薬品の流通に関する調査や不適切な投薬を防ぐ仕組みの構築を行政に求めた。
今村氏は、GLP-1受容体作動薬を使用したダイエットを謳った自由診療を行っている医療機関がインターネット上で数百軒確認されていると説明。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。