厚生労働省は28日、新医薬品として15製品23品目を承認した。バイエル薬品の2型糖尿病を合併する慢性腎臓病治療薬「ケレンディア錠」のほか、アトピー性皮膚炎による痒みの治療薬として初の生物学的製剤となるマルホの「ミチーガ皮下注用」が登場。また、中外製薬として眼科領域初参入となる加齢黄斑変性などに対する抗体医薬「バビースモ硝子体内注射液」も承認となった。同日には、新医薬品以外の適応追加なども承認された。承認された医薬品は次の通り(カッコ内は申請企業)
▽ミチーガ皮下注用60mgシリンジ(マルホ):新有効成分のネモリズマブ(遺伝子組み換え)を含有し、アトピー性皮膚炎に伴う掻痒(既存治療で効果不十分な場合に限る)を効能・効果とする。同効能・効果では初の生物学的製剤。用法・用量は13歳以上、1回60mgを4週間隔で皮下投与する。
* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。