在宅療養支援診療所薬剤師連絡会の主催による第3回シンポジウム「在宅での薬剤師間シナジー効果を考える~それぞれの立場から~」が、4月23日にオンライン開催される。同連絡会は、在宅療養支援診療所(以下、在支診)に勤務する薬剤師が集える場として2017年に発足した。在支診に所属する多くは一人薬剤師であり、いわゆる”調剤業務”に携わる時間はごく僅かであり、診療所内外で多職種とつながる薬剤師として、新しい働き方を模索している。ある意味では特殊な環境にある薬剤師同士が、横のつながりを求めて集結したのが同連絡会であり、現在では所属地域は全国に広がっている。
2019年9月にキックオフの第1回シンポジウムを開催後、今回は昨年4月の開催に続く、第3回目の開催となる。在支診薬剤師を巡る環境は多様であり、働き方も様々であるが、シンポジウムを介して、在支診薬剤師の知見を広く発信したいとしている。なお、2021年2月、所属会員の9名の活動状況と雇用主でもある在支診院長からみた薬剤師への期待を綴った書籍「在支診薬剤師という働き方 ―在宅医療における新しい役割をデザインする」が同連絡会の編集により、薬事日報社から発行されている。
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日時
2022年4月23日(土)18:00~19:45
会場
オンライン(ZOOM)
テーマ
在宅での薬剤師間シナジー効果を考える~それぞれの立場から~
演題・演者
1)退院時共同指導へ 薬局薬剤師が参加するための取組
深堀泰弘(ファミリークリニックさっぽろ山鼻)
佐野稜(ナカジマ薬局福住在宅調剤センター)
2)薬局窓口における在宅患者と薬剤師の関わりを考えよう
餅原弘樹(のぞみの花クリニック)
堀川理紗(クリエイト薬局北柏店)
※それぞれの演題をもとに総合討論を予定
参加費
1,000円
定員
80名
参加方法
当日は、Peatixのイベント視聴ページからアクセスください。
https://zaishishinyakuzaishi-symposium3.peatix.com/
(ZOOMへのリンク、ID、パスコードを掲載しています)
※オンラインイベントのチケットをお申し込み後、イベント視聴ページにアクセスできるようになります。
問い合わせ
在宅療養支援診療所 薬剤師連絡会
https://sites.google.com/view/zaishishinyakuzaishi/