
バーチャルホスピタル(イメージ)
順天堂大学と日本IBMは13日、メタバースを用いたバーチャルホスピタル設立などによる医療サービスの実現を目指す共同研究を始めたと発表した。中長期的には精神疾患や脳神経領域での新たな治療法開発も検討する。医薬品関連サービスとしては、薬の説明や患者ヒアリング、未来の自分との対話を通じた服薬アドヒアランスの向上、治験の被験者マッチング、治験説明などを想定。サービスの具体化に向け製薬企業にも参加を呼びかけている。
年内にも、実物をオンライン空間で模した「順天堂バーチャルホスピタル」を設立。
バーチャル空間で、患者が来院前に検査手順などを体験できたり、実際の予約、問診などを代替するほか、医療従事者、患者、家族同士が交流できたりする場を試作的に構築する。
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