塩野義製薬は、大阪大学大学院医学系研究科と吹田市の大阪大学構内に「医薬分子イメージングセンター(仮称)」を設立することで基本合意したと発表した。
センターの設置は、最先端のPET/MRI技術開発に取り組んでいる大阪大学大学院医学系研究科と、分子イメージング技術の共同研究を推進することが目的。
塩野義製薬としては、共同研究を通じ、分子レベルの生体内現象をPETで捉え、非臨床から臨床へのトランスレーショナルリサーチを推進することで、創薬研究の効率化と臨床試験の成功率向上を目指す。
また、塩野義製薬では、大阪大学大学院医学系研究科に分子イメージング技術研究のための寄附講座の設置も計画している。
医薬分子イメージングセンターは、建築面積 約500m2、総工費約4億円で、10年4月竣工を予定している。
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