アルジェニクスジャパン=9日、全身型重症筋無力症(ステロイド剤またはステロイド以外の免疫抑制剤が充分に奏功しない場合に限る)の治療薬で抗FcRn抗体フラグメント製剤「ウィフガート点滴静注400mg」(一般名:エフガルチギモドアルファ遺伝子組み換え)を新発売した。
同剤は、神経と筋肉の間のシグナル伝達を妨げ、症状を進行させる自己抗体の血中濃度を減少させる新規作用機序を持つ。希少疾病用医薬品。
用法・用量は、通常、成人には1回10mg/kgを1週間間隔で4回1時間かけて投与、これを1サイクルとして投与を繰り返す。
薬価は1瓶(20mL)42万1455円。
同剤は、アルジェニクスジャパンが国内で発売する最初の製品となる。