慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療薬を製造販売するアストラゼネカは、ヘルスケアベンチャー、医療機関、薬局が一体となってCOPD患者の受診や治療を支援する取り組みに、ドラッグストアを加えた。近年のドラッグストアの高まる存在感や多様な機能が着目された格好だ。「呼吸の日」の9日に同社は、スギ薬局の歩行記録アプリ「スギサポwalk」の活用よる潜在患者の早期受診を促進する効果の検証を始めたと発表した。200万超のダウンロード数の有力ドラッグストアのアプリが加わったことで、患者サポートのカバー範囲の広がりが期待できる。
一連の取り組みは、アストラゼネカがヘルスケアベンチャー、自治体、大学などアカデミアと連携し、医療課題の解決を図るため2020年11月に立ち上げたオープンイノベーションイニシアチブ「i2.jp」から生まれたもの。
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