第一三共は19日、医薬営業本部長を長く務め、現在は代表取締役の木村悟氏が常勤顧問に退き、取締役専務執行役員日本事業ユニット長の平島昭司氏が代表取締役に昇格する人事を内定したと発表した。6月27日の株主総会、取締役会を経て正式決定する。任期満了に伴う異動としている。
平島氏は1961年3月生まれ、61歳。88年に当時の第一製薬に入社し、経営戦略、製品戦略に長く携わり、2020年4月に取締役専務執行役員となり製品戦略本部長に就任、21年4月から経営戦略本部長を務め、今年4月から現職。
木村氏は、当時の第一製薬出身で、14年から医薬営業本部長を務め、21年4月から取締役専務執行役員として日本事業ユニット長として国内事業を指揮し、同年6月に代表取締役に昇格。今年4月には日本事業ユニット長を平島氏と交代していた。