スズケンは1日、中小規模のチェーン薬局向けにコミュニケーション支援システム「PS‐JOINET」を発売した。
「PS‐JOINET」は、5030店舗を管理するチェーン薬局向けに、店舗間の情報共有化を目的に開発されたコミュニケーションシステム。パソコンからインターネットに接続するだけで、専用社内ネットワークを閲覧できる。また、薬局経営に欠かせないDI情報や保険薬局に絞った専門情報をリアルタイムに閲覧できるだけでなく、DI・薬局経営に関する質問に対して、同社の専門部署からの回答を受けられるため、薬局経営の効率化にもつながる。
これまで、中小規模のチェーン薬局では、「業務連絡の発信」「不動在庫情報の共有」「医薬品情報の収集」を電話やFAXで行うケースが多く、情報を共有しにくいとの声が上がっていた。
経営支援を強化
そのため同社は、今後PS‐JOINETを提供することで、薬局の経営支援を強化したい考えだ。年間で3000ユーザーを目指している。 月額利用料は、1ユーザーにつき1200円(税抜き)。10ユーザーからの申し込みで、初期導入費用は無料。